5/27/2011

福島のお母さんお父さんたち、ありがとう。

昨日やっと、文科省は、本当にとんでもない年間校庭の線量20mSvという学校野外活動の暫定基準は据え置いたままだが、とりあえず “児童生徒が今年度に受ける放射線量については年間1ミリシーベルト以下を目指す」との目標を発表した”そうだ。(読売新聞http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110527-00000050-mai-soci)。 今週の初めに福島などから、何十人もの保護者たちや市民団体が、文科省に20mSv撤回を要請に行ったときの模様が、大手のマスコミにもちょこっとだけでもようやく取り上げられ、この話題が新聞やテレビに上るようになったのが、きっかけになったからだろうと思う。そのときは、文科省の三役は顔も出さずに、政府は本当に情けない応対をしていた。黄金熊もその様子をネットの実況中継でみたのだが、子供を心配する福島の親たちの熱い痛いほどの思いと苛立ちがむんむん伝わってきました。黄金熊は、割りとクールで、感情に訴えるのってあんまり好きではないのだが、やっぱり小学生児を親であるので、もう、一緒に熱くなってしまいました。やっぱり「年間1ミリシーベルト以下を目指す」と 文科省を前進させたのは、福島のお母さんお父さんたちの力だ! 本当に有難うございます。福島のお母さんお父さんたちが立ち上がってくれたおかげで、福島県の子供たちだけではなく、東北から関東にいたるまで、この原発事故で汚染が広まっている地域の子供たちみんなが、助けられることにつながっていくと思う。今、被曝のことなんてあんまり気にしていない人も多いかもしれないが、後にきっと、バスで東京に駆けつけて訴えてくれた福島の親たちに感謝する日がくると、黄金熊は思ってます。

5/26/2011

怒っているわけ。

原発。 黄金熊ママは、怒る理由がありすぎ! と、人知れず噴火しているのですが。 周りの方々、結構平然としておられます。私が未熟ってことか、それとも、みんな私のように、陰で爆発してるんでしょうか。 東電、政府、官僚、政治家、マスコミ。。。。 もう 声を大にして、なんなんだ~と叫びたい。 少なくとも、この亡国の危機にもなるかもしれんって時に、なにをしてるんじゃー。 

とりあえず、黄金熊が怒りでわなわなしてしまう理由のひとつは、国民の被曝のリスクを最小化するためへの国主導の対策が事故発生から2ヶ月経過たった現在でも、どう見ても不十分であること。それどころか、意図的に出来る被曝対策を避けているのではないかと、思われるようなふしさえあるということ。 無能なのか極悪なのか。それともただ広報が下手なのか。どっちにしても、日本政府にしては、とんでもない醜態をさらけだしている。 そんなこと、いつものことさと、済ませられたら、私だって、こんなプログを書かずにオンラインショッピングに励んでいるだろう。 でも、いつものことさで済まされない未曾有の緊急事態が続いているわけで、いたたまれなくなっているわけです。

原発については、(1)事故の収束 と (2)被曝の危険の管理の 二本立ていかなければならにのは、ド素人の黄金熊にだってわかります。 これまでの経過から考えて信頼していいものか不安であるが、とりあえず、(1)の現場は東電とメーカー(協力会社)に任せるしかないのだろう。 専門の知識もなけれが、これといった技術や経験も持ち合わせない素人が何をできるわけでもない。現場にお任せするしかない。非常時が続く中 その現場を後方からしっかりサポートするのが、政府や東電本社や国民であるべき。  しかし、(2)については、一般人の生活圏が現場となっている。 だから、被曝の現場で、自分の家族を守らなければならない国民をサポートするのが、国の役割であり、東電の責任であると思うのだか。 しかも、黄金熊も含めて今まで被曝の恐ろしさなんて考えたこともしなかった(無関心すぎたと反省してます)国民には、迅速かつ的確な情報提供をしなければ、普通の人にはとても被曝のリスクを少なくするための行動がとれない。 

東北の救援復興の対策ももちろんせねばならず、大変なのはわかる。 でも、地震後の救助活動が時間勝負と同じだったように、効果的な被曝対策も時間勝負ってところもあるのです。 モニタリングして、ただちに健康に問題があるレベルではございませんっていうのが、対策だと思っているのわけではないとは思うが、なぜ、迅速に動かない。

何でだろうと、いろいろ、考えて見た。で、考えたこと、学んだことを、書いていこうと思う。 

5/20/2011

この プログを はじめるに あたって

仕事と子育に追われる毎日をおくる自分には、時間がない。本当に無い。なのに、寝る時間を削ってこのブログをはじめようと思ったにはわけがある。

1. 実家は宮城の3.11被災地にある。 幸い家族は無事。 家も壊れず流され無かった。 しかし取り囲む世界は一変した。 被害はあまりにも、酷い。惨い。 で、何かしなければと、焦っている。 

2. 続いて起こった原発事故。 今も現在進行中。 大変に危惧している。寝れないほどだ。 そしてこの2ヶ月、未曾有の危機を、西海岸からやきもきしながら見守っているうちに、東電政府マスコミの対応に、疑問を持つようになった。 で、これまた、何かしなければ、と、心ばかりが焦る。

3. 焦っても、ここから出来ることは多くは無い。 専門家ではない自分には、誰かに有用な情報を提供できるわけでもない。 で、いろいろ考えた結果の答えがこのブログであった。 この 焦る気持ち、心配でいたたまれない気持ち、悲しくてやりきれない気持ち、怒りで破裂しそうな気持ち、混沌としているんだけど、これを、吐き出す場所が作るということ。 それでもしかしたら、誰かの共感できる人の慰めになればいいかと。  で、自分は、吐き出すことで前に進む力をもらおうかと。

と、言うわけで、まったく身勝手な理由で、世界に向かって発信してます。