8/06/2011

おススメ! おしどりマコのリポート

最近、黄金熊が気に入ってるフリーランス記者は、おしどりマコさんです。 彼女の記事は おしどりマコケンの脱ってみる?という、このサイトでみれます。 

ふざけたサイトのようなですが、中身は、なかなか。おしどりマコさん 本業は吉本興業のタレントだそうです。 芸能界にまったく疎い私は、芸人としてのおしどりマコさんは、全然しらんのですが、彼女のリポートすごくいいです。 (なぜ芸人の彼女が、記者として、東電や政府の会見に顔をだせるようになったかは、彼女のサイトで読んでください。その話も、日本のジャーナリズムのことが、分かって面白いです。)

彼女は主に原発事故の収束についてと、汚染被曝にたいする政府の対応などに焦点あてて報告しています。何がいいって、他のところではない記者会見の情報が、なるほどねーと よーくわかるように、しかも、面白く説明してあります。さすが 芸人! でも、けっして、ふざけているのではなく、 彼女が、大変似よく勉強なさって、記者会見に臨んで質問してるのも、よくわかります。 ふつうの人が、ぜひぜひ、聞きたいってことを、追求してくれいるのも嬉しい。  

まあ、人を笑わすのって、本当に難しいわけで、一流のコメディアンといわれる人たちは、実はとても頭が切れる方が多いんじゃないかなって、常々おもっていたのだけど、おしどりマコさんの記事はまさにそんな感じ。 アメリカの、痛烈な政治風刺で人気を得ている ジョン スチュワートなんかも、腹をかかえて笑わせる一方で、彼の明晰なアナリシスとの社会問題にたいする真摯な姿勢が、見え隠れするからこそ、視聴者の絶大な支持を受けていると思う。  おしどりマコさんも、現状を憂いをいだいていて、何が起こっているのか知りたい知らせたいという、そういう報道の基本みたいな気持ちで、記者まがいのレポートを書いてるようです。 (っていうか、立派な記者です。) 、自分自身が見たこと聞いたことを自分の言葉でマコさん自身の観点から書いてらっしゃるようで、とても新鮮です。 本業が、ジャーナリストでないから、ジャーナリストの観点ではないとこが、いいです。