7/10/2011

被曝に対する認識 

6月中旬より3週間ほど日本に行っている間に、少しずつではあるけれど、新聞やテレビを含む大手のマスコミで、被曝についての話題が以前より頻繁に取り上げられ始めたようにおもます。(世間の認識が高まるにつれ、マスコミが反応しているのかも知れない。) テレビや新聞の取り上げらることで、被曝に対する認識が、ネットを使わない人の間でも変わっていくといいなと思います。 

日本にいる間、黄金熊は、人に会うと努めて原発や被曝の話題に言及するようにしてみました。するとですね、私の会った人たちのあいだでは、過半数以上(7-8割って感じ)、それなりに認識している (被曝は怖いとおもっていて、大本営の広報を鵜呑みにしてない)。 かなり心配しており、何か対策をとっている人も、その中にかなりいる。  ただ、あんまり、人前でおおっぴらに話したり、見える形で対策するのは(マスクするとか)、控えているのかな。

実家は宮城の被災地で、がんぱろう東北!なんてスローガンかかげて、みんな、ほんとうに、がんばっているわけです。 で、地元の生協のスーパーいけば、もとから自産自消の促進ってこともあるけど、東北応援ってこともあって、もちろん地元(福島に近い県南のものが多いと思う)のものを、積極的に売っているわけです。 それでも、さすがに、福島産とラベルのついたものは、売っていなかった。。。 その上、逆浸透膜浄水(RO水)の宅配のサービスの受付をしており、意外でした。 だって、黄金熊の実家の近くは、高額なRO水の宅配需要なんてあんまりありそうもないところ。 でも、生協だってビジネスですから、実はそこに消費者のニーズがあるってことだ。っていうことは、結構気にしている人が多いってことか。 ちなみに、その生協では、別のRO式ではない浄水機も以前から設置してあって、浄水は売っている。 だから、このRO水の販売っていうのは、ここ最近のことなのだ。(でもね、RO水の広告のどこにも、放射性物質を取り除くに有効だとされているとは、宣伝してないのだ。 そんなことは、おくびにも、出さない。 でも若い子供連れのお母さんが契約しているのが印象的でした。)  

で、黄金熊の個人的な経験では、日本人、やっぱり、ハイリタラシー国民ですから被曝についての情報を集めて、気にかけている人は 実は少なくない。統計としては、表にはあまり出てこないかもしれないが、そういう人意外に多いんじゃないでしょか? と、いうのが、私の希望的観測。